オムニバス形式の作品。ビデオ化の前にテレビ放映されている。一本目「悪魔の理論」クラスメイトの女の子が浮気してると疑っている少年が彼女に盗聴器を仕掛ける。そして彼女が盗聴器を付けたまま自殺。少年が盗聴テープから知った事実は・・・「呪怨1・2」の清水崇監督。「呪怨」の時の爆発力こそないが、静かで哲学的な恐怖を描き出している。盗聴器のテープを聴きながら事件の真相に迫って行く演出にもっとこだわってくれるのかと思ったけど、監督の興味はもう少し違う方向にあるようだった。二本目「屋根裏の長い髪」好きな男性に尽くすがあまり捨てられる髪の長い大人しくて幼さの残るOLがある日・・・意外に面白かったです。オーソドックスな怪談もの。三本目「首吊り気球」不条理にして、ホラーメルヘンの趣きもある、楽しい作品。ある日突然「首吊り気球」が襲って来る!というそれだけの内容ですが、町中に現われる首吊り気球のビジュアルだけで単純に楽しい!面白怖い!作品。シュールやなあ~。「うずまき」に近いテイストの作品でした。こういう世界、僕は大好きです。三本トータルの満足度は。観て損はない作品集です。怪談好きは是非!