広瀬雄一は、幼い少女伊織と出会い、彼女を自分のアパートに連れ帰り、彼女の面倒を見始める。伊織は、みなし児として那波家に引き取られていたが、ひどい過酷な扱いを受けていた。人間不信に陥っていた伊織を救うため、雄一は那波家を訪れ、彼女の保護を決意する。雄一は、東京に暮らすため札幌に赴任していたが、家政婦のカネが彼の生活を支えていた。カネは当初反対していたが、親友の津島大介の励ましもあり、雄一は伊織を育てるための決心を固める。十年が経ち、伊織は17歳となり、雄一は彼女に北大への入学を希望していた。伊織の高校には、同じ北大を目指す那波家の次女・佐智子も在籍していた。さらに、伊織が暮らす雄一のアパートに、那波家の長女・裕子が引っ越してくる。裕子を迎えるため、アパートの住人たちが歓迎会を開き、裕子は美しい舞踊を披露する。