[ フリーの映像ディレクターである堺洋一は、日々の仕事に追われながら暮らしていたが、行き詰まった状況を抱えていた。自宅兼事務所に戻ると、届いていた荷物と手紙に目をとめた。手紙には、“私の活動を記録してくれませんか?きっと興味を持って頂けると思います”という文言があった。軽い気持ちで荷物を開けた堺は、中に入っていた人間の指を見て愕然としたが、警察への連絡をためらううちに、ある予感に導かれ連絡先にコンタクトを取った。指定された郊外の家を訪れると、光見京という男と出会った。やがて堺は、殺人の記録を撮り続ける事になるが、そのことで何が待ち受けるのか———。]